すだれまつげとは、まつげをビューラーでカールせずに自然な毛流れを活かしたまつげメイクのことを指します。すだれのようにまつげが前下がりになると、目を伏せた時に控えめで上品な色っぽさを表現できるのが魅力です。

ドーリーメイクのように目元をパッチリと作り込む必要がないので、大人の女性にも非常に取り入れやすいメイクですね。目に不自然な圧力を感じさせない。なのに、不思議と吸い込まれるような、そんなたおやかな目元を作りたいときにおすすめです。

すだれまつげは基本的に、ビューラーを使わず、マスカラを塗って完成とごくシンプルなアイメイク。ただ、工程が少ないぶん、一つひとつを丁寧に行なっていくことが大切です。

すだれまつげは、自然体で控えめなメイクなので、そのほかのアイライン・アイシャドウ・アイブロウが濃くなりすぎないように気をつけましょう。アイラインはまつげの隙間を埋めるように描き、目尻は少し下がり気味にラインを入れると良いですね。アイシャドウはベージュ・オレンジ系の馴染みの良い色がすだれまつげとの相性が良いです。

まつげをあえてカールさせないメイクは、自まつげの長さとハリ・コシの強さが重要になります。一朝一夕にまつげを伸ばすことは出来なくても、素のまつげを健康的に整えておく習慣は大切です。自まつげが豊かであればあるほど、すだれまつげの仕上がりもより美しくなるのでぜひ、これを機にまつげ美容液でまつ育をスタートさせてみては？

すだれまつげに必要なハリ・コシ、自まつげのケアにお勧め。
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すだれまつげは、一重・奥二重の多い日本人に似合うまつげメイクです。涼やかな目元を表現するので、髪の毛もどちらかといえば明るい色よりも暗髪のほうがよりマッチします。アッシュの入った暗髪だと肌のトーンアップにも繋がるので、より一層すだれまつげメイクに映える仕上がりに。

自然体でナチュラルな目元となると、どうしても服装もナチュラルで自然なスタイルにまとめがち。ですが、すだれまつげはオーガニックリネンを取り入れたナチュラルファッションというよりは、都会的でミニマルなモダンファッションのほうがよりマッチします。

例えば、シンプルな白いシャツでも裾や襟がアシンメトリーになっているなど、どこか一癖デザイン性の効いたアイテムと組み合わせることでよりミステリアスな雰囲気をもたらします。まつげメイクを顔まわりだけで終わらせず、ファッションも統一してたのしんでみてくださいね。

これは筆者の個人的な意見ですがファッションやメイクは、何かを足せば足すほど自信が失われるように感じます。それはきっと「目が小さいから大きくしなくては」「スタイルが良くないから重ね着でカバーしなくては」というような、どこか自分に対するネガティブな思考が働いているせいかもしれません。

だからこそ、あえて引き算でいく。目元を変に盛らずに自分の素顔を愛するようにメイクを楽しむ。自信がなければ、自信が持てるように髪・肌・まつげ・スタイルを磨く。そうした心持ちで日々の習慣を変えれば、いくつになっても自分らしくいられるのではないでしょうか。皆さんもぜひ、すだれまつげメイクから取り入れてみくださいね。