まつげにもUV対策が必要?
紫外線からまつげを守る方法
夏が近づいてくると気になるのが紫外線。美容のために、日焼け止めや日傘を使い始める女性も多いのではないでしょうか。実は紫外線は、顔や体の皮膚だけではなく、まつげにもダメージを与えます。ハリやツヤのあるまつげを維持するために、今日からUV 対策を始めましょう。
今回は、紫外線がまつげに与える影響と、まつげのUV対策について紹介します。
紫外線がまつげに与える影響とは?
まつげは、外側から順にキューティクル・コルテックス・メデュラの3層で構成されています。コルテックスとメデュラには、紫外線の影響を抑える役割を持つ「メラニン」が含まれています。
しかし、まつげの外側を覆うキューティクルには、メラニンが含まれていないため、紫外線によるダメージを受けやすいのです。 まつげのハリやツヤを保つには、表面にうろこ状に並んだキューティクルの働きが必要不可欠。しかし、まつげが紫外線を多く浴びると、キューティクルの細胞の結びつきが弱まり、剥がれやすくなります。 キューティクルが剥がれると、まつげの水分や栄養が逃げやすくなり、乾燥の原因につながります。
まつげが乾燥すると、ツヤがなくなったりパサついたりしてしまうのです。 紫外線によるダメージは他にも、まつげの細さ、抜け毛、切れ毛、ハリ不足などさまざまなトラブルを招きます。
また、紫外線の影響でまつげが細くなって弱くなると、まつげエクステの持ちが悪くなってしまうことも。ツヤやハリ、こしのある美しいまつげを守るためには、UV対策をして紫外線による影響をできるだけ抑えることが大切です。
UV対策はいつ頃から始めると良い?
紫外線の量は、3月〜4月頃から増え始めて、6月〜8月頃がピークになります。9月頃から徐々に少なくなりますが、紫外線は1年中降り注ぎます。そのため、まつげを紫外線によるダメージから守るには、季節問わず毎日UV対策をすることが大切です。
また、10時〜14時頃に紫外線の量が多くなるため、日中に外出するときは特に気を付ける必要があります。朝や夕方は、日中と比べると紫外線の量は多くありませんが、油断は禁物です。なるべく通勤中や帰宅するときも、UV対策をすることをおすすめします。
紫外線は曇りや雨の日でも降り注いでいます。そのため、どんな天気の日でも毎日UV対策を続けて、健康的で美しいまつげを保ちましょう。
紫外線からまつげを守る方法とは?
1:UVカットサングラスを使用する
紫外線がまつげや目もとの皮膚にあたることを防ぐために、UVカットサングラスを使用することをおすすめします。
UVカットサングラスは紫外線を防ぐ機能があるため、外出時に使うことで紫外線による影響を抑えられます。 UVカットサングラスを選ぶときは、紫外線透過率や紫外線カット率を確認しましょう。紫外線透過率の数値が低いものほど、紫外線を通しにくいです。
一方、紫外線カット率の場合は、数値が高いものほど紫外線をカットしてくれます。 また、紫外線はさまざまな方向から入ってくるため、なるべくフレームが大きいUVカットサングラスを選ぶと良いでしょう。
2:つばが広い帽子を使用する
サングラスだけでは紫外線を十分に防ぐことが難しいため、なるべく帽子もかぶりましょう。帽子も使用することで、頭上から紫外線にあたることを抑えられます。
まつげを紫外線から守るためには、なるべくつばが広いタイプの帽子を選びましょう。また、黒や紺などの濃い色の帽子を選ぶことで、より紫外線をカットしやすくなります。 薄い色の帽子を使用したい場合は、紫外線を通しにくくするために加工された『UVカット帽子』を選びましょう。
UVカット帽子は、UPFという項目の数値が高いもの(40〜50+)を選ぶと、より紫外線による影響を抑えられます。
3:まつげ美容液で潤いを与える
紫外線の影響でまつげのキューティクルが剥がれてしまうと、まつげが乾燥しやすくなります。まつげに潤いを与えて乾燥を抑えるために、普段からまつげ美容液を使いましょう。
まつげ美容液を使って保湿したり、まつげに良い栄養を補ったりすることで、すこやかなまつげを維持できます。 おすすめのまつげ美容液は『fillage』。
ヒト幹細胞培養液やキャピキシル、ワイドラッシュなどさまざまな成分が配合されており、ハリやツヤのあるまつげへと導いてくれます。また、ダメージを受けたまつげの補修をサポートし、切れ毛や枝毛も防ぎます。 まつげ美容液で美しいまつげを保つには、毎日継続して使用することが大切。朝だけでなく夜も使用して、紫外線の影響に負けないまつげを目指しましょう。
4:UVカットマスカラでまつげをガードする
春〜夏など紫外線が増えてくる時期に外出するときは、UVカットマスカラを使用しましょう。
UVカットマスカラでまつげをコーティングすることで、紫外線によるダメージを抑えられます。 おすすめは、透明のUVカットマスカラです。透明のものならアイメイクが濃くならないため、職場や冠婚葬祭などシーン問わず使えます。何度も塗り直しても派手にならないため、紫外線が気になるときに気軽に使用できますよ。
また、マスカラを使う前にマスカラ下地を使用すると、カールをより長い時間キープできます。カラーが入ったマスカラ下地の上に、UVカットができる透明のマスカラを使うと、UV対策をしながらより魅力的な目元を演出できます。
5:まつげエクステを付ける
もっと手軽にまつげのUV対策がしたい」という人には、まつげエクステがおすすめです。まつげエクステを付けることで、頭上から降り注ぐ紫外線から自まつげをガードできます。
まつげエクステの持ちは、約3〜4週間程度です。こまめに着脱する手間がないため、忙しい方でも無理なくUV対策ができます。 また、紫外線をカットできるように加工されたタイプなら、より手軽にまつげや目もとを守れます。紫外線対策をしながら、理想的なまつげを演出できる点も魅力です。
6:まつげに必要な栄養素を摂取する
ハリやコシのあるすこやかなまつげを保つなら、食生活も見直すことが大切です。 まつげは、ケラチンというタンパク質の一種で構成されています。そのため、タンパク質が足りていないと、まつげが細くなって抜けやすくなるのです。
タンパク質を含む卵や肉、魚や大豆食品などを意識して食べるようにしましょう。 丈夫なまつげを作るには、亜鉛やヨウ素などのミネラル類やビタミン、アミノ酸などの栄養素も摂取することが必要です。
そのため、緑黄色野菜や海藻類、チーズなども料理に取り入れて、バランス良く食べましょう。 忙しくて毎日料理をすることが難しい人は、サプリメントで摂取することをおすすめします。
7:紫外線が強くない時間に外出する
紫外線が強い真夏の時期にお出かけするなら、なるべく紫外線が強くない時間帯を選んで行くと良いでしょう。 紫外線が強い時間帯は10〜14時頃なので、ウォーキングやランニングなどをするなら、朝や夕方の時間がおすすめです。
日中に外出するなら、サングラスや帽子、日傘などを使用して紫外線を浴びすぎないように注意しましょう。
UV対策をして「好き」と思えるまつげを維持しよう
紫外線は、まつげの乾燥やハリ不足、パサつき、抜け毛などさまざまなトラブルの原因となります。まつ育と一緒にUV対策もすることで、自分のまつげに対してより自信が持てるようになりますよ。
すこやかなまつげを維持できれば、マツエクやマスカラなどおしゃれもさらに楽しめます。季節問わず1年中UV対策をして、自分だけの大切なまつげを守りましょう。